GENERAL DERMATOLOGY一般皮膚科

粉瘤・皮膚腫瘍lump

粉瘤とは

粉瘤

最も一般的な皮膚の良性腫瘍です。強く圧迫すると開口部から臭い内容物が出てくることもあります。実際は毛穴の下に袋状の嚢胞(のうほう)ができて、皮膚の角質や皮脂などがたまったものです。粉瘤は自然に治癒することはなく、老廃物がだんだんと増えて大きくなっていく傾向があります。

また、細菌感染が起こった場合には、炎症が起こり、膿がたまって数倍の大きさになり、熱感や痛みを伴うこともあります。

感染していない粉瘤の治療

外科的切除

痛みがなく、赤く炎症をおこしていない場合には、外来手術で切除することができます。手術は保険適用で、手術そのものは30分程度で終わり、入院の必要もありません。局部麻酔のうえ嚢胞部分を切開し、しこりを摘出して切開した部分を縫合するだけです。切開は最小にとどめることができますので、手術痕は小さく目立たなくすることが可能です。

当日、飲酒や入浴、患部近辺のお化粧は避けていただきますが、患部を濡らさなければシャワーは可能です。翌日に患部の消毒にきていただき、数日後に抜糸して終了です。

感染している粉瘤の治療

抗生剤内服

赤く炎症をおこして腫れている場合には、すぐに除去手術はできません。軽度の炎症の場合は抗生物質を内服して炎症を落ち着かせ、2~3ヵ月後に切除を行います。


抗生剤内服 + 切開排膿法

炎症が激しい場合は、一度粉瘤を切開してうみを取り除きます。それに合わせて、抗生剤の内服し、ばらくして炎症を抑えます。23カ月経過してから嚢胞の除去手術を行うことになります。

粉瘤の日帰り手術を行っております

粉瘤はお薬で治すことができませんので、治療には手術が必要になります。当院では日本皮膚科学会専門医である院長が、日帰り手術を行っております。手術といっても、局所麻酔下で行い、所要時間は30分程(目安)ですので、入院の必要がなく外来で行うことができます。粉瘤は再発リスクがありますので、きれいに袋(嚢胞)を取り出すことが重要です。
当院では、皮膚科医ならでは、手術痕が目立たないように審美性の高い施術を心掛けておりますのでお気軽にご相談ください。なお、粉瘤の切除は予約制となります。まずご来院頂き、受診の上で日時のご相談をさせて頂きます。手術は平日のお昼前後の時間にさせて頂いております。
未成年の方は必ず保護者様と一緒にご来院頂くようにお願い致します。

全体の流れ(4回受診頂きます)

  1. 受診 手術について相談、日時決定、説明・同意書取得、術前採血
  2. 手術日
  3. 手術日から1週間後 抜糸
  4. 手術日から2-3週間後 結果説明

手術の手順

  1. 診察で粉瘤の状態を確認します
  2. 粉瘤の周りに局所麻酔を行います
  3. 切開をして嚢胞を取り除きます
  4. 傷口を縫い合わせてふさぎます
  5. 外用薬を塗りガーゼとテープで覆います

※ご来院頂いた時点で(受診日、手術予定日)炎症が強い場合には、抗生剤を服用し(場合によっては排膿のための切開を加えることもあります)、炎症が治まった後2-3カ月後に手術となります

治療費用

粉瘤の手術は保険適応になりますが、粉瘤の大きさやできる部位によって料金が異なります。下記は目安となります。

露出している場合

粉瘤の大きさ 3割負担
2cm未満 5,310~5,910円
2~4cm未満 11,340~11,940円
4cm以上 13,410~14,010円

露出していない場合

粉瘤の大きさ 3割負担
3cm未満 4,170~4,780円
3~6cm未満 10,020~10,630円
6cm以上 12,810~13,420円

その他皮膚腫瘍

一般的には、できものなどと呼ばれる皮膚の腫瘍には、ここまでに触れたにきびや粉瘤など以外にも様々なものがあります。

顔のいぼ

顔にできるいぼは、人に与える印象などもあり悩み深いものです。さっぱりきれいに取ってしまいたいところですが、一口に顔のいぼといってもさまざまな種類があり、それぞれに適した治療方法は異なります。たとえば老人性のいぼ(脂漏性角化症)、ウイルス性のいぼ(扁平疣贅)、汗管腫、稗粒腫などが代表的なものです。

ウイルス性のいぼは、きちんと診断しないまま安易に除去してしまうと、ウイルスが飛散してかえって拡がってしまうこともあるので注意が必要です。悪性腫瘍でないかも含めて、皮膚科の専門医にきちんと診断してもらい、適切な治療をうけることをお勧めします。


首や脇の下にできるいぼ(アクロコルドン、スキンタッグ)

首や脇の下などに、皮膚の表面から1~3㎜程度とびだした柔らかいいぼは軟性線維腫といいます。皮膚と同じような色だったり、やや褐色がっかっているものが多いようです。衣服などとのこすれによる慢性の刺激や、加齢などによる肌の老化現象ではないかと考えられています。見た目が気になる方、こすれて痛みを感じる方などは、除去することが可能です。一度に複数取りたい場合は、ラジオ波メス(自費)によるメニューも用意しています。


手足のいぼ(尋常性疣贅、粘液嚢腫、ガングリオン)

小さな子どもに多いのが、尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)と呼ばれる手足にできるいぼです。これはヒトパピローマウイルスが手足の小さなキズなどから皮膚に侵入してできるもので、数㎜から1㎝程度に大きくなります。痛みなどはほとんどありませんが、多発してくると日常生活にさしさわりが出ることもあります。治療は、液体窒素によって患部を壊死させ取り去ります。

粘液嚢腫は、手足の指の爪の付け根あたりにできる半透明のしこりのようないぼで、関節内の滑液が漏れてできると考えられています。良性ですので放置してもかまいませんが、自然治癒が難しいため、気になるようであれば切除を行います。

ガングリオンは手足の関節などにできます。ゼリー状のものがたまった腫瘍で、治療については定期的に穿刺し内容物を排出させます。


ほくろ

ホクロのお悩みには美容・審美的なものや、悪性化しないかという心配などがあり、治療を希望する方も増えています。美容目的では難しいですが、悪性が疑われるケースや、盛り上がってひっかかりがあって日常生活上問題のあるケースでは保険治療が可能です。

美容上のお悩みも含めて、気になる方はお気軽にご相談ください。 当院では、ホクロの除去には手術での除去(保険適応)以外にラジオ波メス(自費診療)などの、医療機器を用意し美容に配慮し、美しく仕上げる施術などにも配慮しています。


赤いできもの(赤ほくろ・血管腫)

加齢とともに、皮膚に赤いほくろのようなものができることがあります。老人性血管腫(チェリースポット)といわれ、老化現象の現れの一つです。紫外線の浴びすぎや炎症などの影響もあって毛細血管が異常発達して塊になり、皮膚の表面に盛り上がってきます。悪性のものではありませんので、放置しても良いのですが、皮膚に盛り上がってひっかかりがある場合などでは、ラジオ波によって簡単に除去することができます。


脂肪腫

皮膚の下の皮下脂肪の中に、ころっとしたしこりができることがあります。これは脂肪腫といわれる良性の腫瘍で、脂肪細胞が増殖してできた脂肪の塊です。身体中どこにでもできますが、背部、肩、臀部などに多くできる傾向があります。発生原因は不明です。放置してもよいのですが、大きくなったり圧迫されて痛むような部分にあるときは切除します。当院では小さいものに限り手術で切除可能です。大きい場合は画像検索も必要になりますので、近隣の大学病院などをご紹介させて頂きます。


皮膚のがん(悪性腫瘍)

皮膚のがんにはいくつかの種類がありますが、このうち悪性黒色腫(メラゾーマ)は要注意です。皮膚に新しい黒いほくろのようなものができ、急に大きくなってくるのが初期症状です。このような経過があった場合はすみやかに当院までご相談ください。

初期の1か月で治療をするかどうかが生死の分かれ目といってもよいものです。

当院ではダーモスコープという検査機器でほくろのチェックを行い、悪性・良性を判断していますので、気になることがあればお早めにご相談ください。

その他、皮膚のがんとして多いのは基底細胞がんや有棘細胞がんなどです。これは高齢者に多く、進行も穏やかながんです。 その他ではまれではありますが、肉腫などといったがんもありますので、何か皮膚で気になることがあれば、いつでもご相談ください。

ダーモスコープによる診断

ダーモスコープという特殊な10倍拡大鏡を用いると、皮膚表面の光の乱反射を抑えることができるため、皮膚の表面だけでなく、やや深い部分までを詳細に観察することができます。ほくろ、メラノーマ(悪性黒色腫)、老人性いぼ、血管病変などを正確に診断したり、ウイルス性のいぼと、たこや魚の目などを識別したりすることが可能になります。

またアタマジラミや疥癬ダニなどの虫やその卵を観察することもできます。

当院ではこのダーモスコープを使用して、正確ですばやい診断ができる環境を整えています。

サージトロンによる治療

脂漏性角化症(イボ)、スキンタッグなどの皮膚腫瘍はサージトロンによる治療(自費診療)も可能です。
外科手術になるか、サージトロンによる焼灼になるかは医師の判断の上で決まります。

サージトロン(イボ治療など) 金額
5mmまで 10,000円
5mm~1cm 15,000円
以降5mm毎に 5000円ずつ加算

適応:脂漏性角化症(イボ)、skin tagなど
*自費診療になります。

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